ＡＣ長野４ゴール圧勝　次は名古屋に挑戦　天皇杯サッカー

　サッカーの第９３回天皇杯全日本選手権（日本サッカー協会、Ｊリーグ主催、共同通信社、ＮＨＫ共催）は３１日、各地で開幕して１回戦１１試合を行った。長野県代表で２年連続３度目の出場のＡＣ長野パルセイロは佐久市の佐久総合運動公園陸上競技場で初出場のトヨタ蹴球団（愛知）と対戦し、４―１で勝って２回戦へ進んだ。 　ＡＣ長野は大半の時間帯で相手を圧倒した。前半２８分にＣＫの流れから大橋のクロスを大島が頭で決めて先制。直後に青木が追加点を挙げて畳み掛けた。後半２７分に自陣で失ったボールから失点して詰め寄られたが、３９分に有永、４２分には西口のゴールで突き放した。 　ＪＦＬ勢はＡＣ長野のほか、福島ユナイテッド（福島）が山梨学院大ペガサス（山梨）に２―１で逆転勝ちし、リーグ戦首位のカマタマーレ讃岐は高松商高（香川）に７―２で大勝し２回戦に進んだ。栃木ウーヴァ（栃木）ＦＣ琉球（沖縄）なども初戦を突破した。 　１回戦の残りは９月１日に実施。ＡＣ長野は８日に名古屋市港サッカー場で行われる２回戦でＪ１名古屋に挑む。Ｊ２松本山雅ＦＣは７日に松本市アルウィンで行う初戦の２回戦でＪ２群馬と対戦する。（長野県、信濃毎日新聞社）