10日午前4時10分ごろ、東御市和(かのう)の上信越道上り線で大型トラック3台が絡む追突事故があり、路上に出ていた富山県の40代とみられる男性がトラックの下敷きになり、間もなく死亡した。 県警高速隊によると、40代男性のトラックが千曲市羽尾の運転手芳賀(はが)敏行さん(43)のトラックに追突。車を路肩に止め、40代男性が外に出ていたところ、滋賀県甲賀市、運転手木戸敏明さん(52)のトラックが40代男性のトラックに追突。押し出された自分のトラックの前にいた40代男性が下敷きになった。木戸さんは左ひざを打つ軽傷。 最初の追突事故後、2台のトラックはハザードランプをつけていたが、発炎筒などで停止中を表示していたかどうかは不明という。 現場は上田菅平インターチェンジ(IC)と東部湯の丸ICの間で、東部湯の丸ICから西側へ約2キロ。片側2車線のほぼ直線道路。この事故で上り線の両IC間は同日午前10時半まで全面通行止めとなった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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