生活協同組合コープながの(長野市)は21日までに、店舗事業部次長の男性が、経理担当者から出張旅費などとして計約30万円を受け取り、約半年間にわたり精算せずに放置したとして諭旨退職処分とした。 上田均理事長らによると、男性は3~8月に6回に分け、出張旅費や事務用品の購入費、仕事で使った自家用車のガソリン代などを経理担当者に請求し、計約30万円を受け取った。本来は、支出後、その月のうちに領収書と釣り銭を経理担当者に提出することになっているが、精算せずに放置していたという。 今月18日の役員会で男性を諭旨退職処分とし、男性は退職した。男性は「いつか精算するつもりだった」と話しているといい、全額を精算したという。上田理事長は「再発防止を心掛けたい」と話している。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧