霧ケ峰にうっすらと雪　迫る冬

　県内は１日、全域で冷え込み、諏訪市郊外にある標高約１８００メートルの霧ケ峰・車山肩付近では、ビーナスラインの道端に所々雪が積もった＝写真。２日は冬型の気圧配置となって寒気が流れ込むため、日中の気温は上がらない見込み。北部の標高の高い所や中南部の西側では雪になる所もありそうだ。 　１日の霧ケ峰は日の出前の午前６時ごろ、曇り空に朝焼けが見られたが、１時間ほどたつとみぞれが降り始め、やがて雪に。数十分でやみ、道端の草やササの葉にうっすらと積もった。「恐らく初雪。冬が迫ってきました」と、県霧ケ峰自然保護センター。 　長野地方気象台によると、この日の県内は放射冷却により気温が下がり、県内３０観測地点中、１４地点で今季の最低気温を記録した。（長野県、信濃毎日新聞社）