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ワインの味楽しみ 上田で原料ブドウの収穫体験

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 ワイン製造大手メルシャン(東京)が所有する上田市塩川のワイン用ブドウ畑「マリコヴィンヤード」で26日、ブドウの収穫体験があった。公募で集まった市内外のワイン愛好者ら70人余りが、赤ワイン用のメルローを計4~5トン収穫した。  畑を管理する農業生産法人「ラ・ヴィーニュ」(上田市上丸子)と地元住民らでつくる陣場台地研究委員会(堀内汀(みぎわ)会長)が「ワインに親しみを持ってもらおう」と企画し、今年で8年目。10月3日までにさらに5回開く(参加申し込みは既に締め切り)。  参加者は、地面から80~90センチほどの高さに実を付けたブドウをはさみで1房ずつ切り、傷んだ粒を取り除いた。北佐久郡軽井沢町長倉の自営業池田雅代さん(65)は「ブドウが低い所にできるのを知らなかった。この房がワインになると思うとうれしい」と話していた。  ラ・ヴィーニュによると、畑はブドウの植え付けを始めた2003年から徐々に拡大し、現在は約21ヘクタール。六つの欧州品種を中心に栽培している。10年に畑の名前を冠したワインが山梨県で醸造され、今月にはソーヴィニヨン・ブランとシャルドネが全国発売された。(長野県、信濃毎日新聞社)


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