小諸市相生町商店街振興組合は16日、「華のあるファッションショー2013」を相生会館で開いた。商店街各店のおかみさんら計20人余がモデルを務め、古い着物を再利用したり、商店街のブティックが提供したりした服を着て登場した。 同市滋野甲で着物を洋服にリフォームしている土屋たか子さん(73)のコートやワンピースなどを着たおかみさんらが、音楽に合わせてにこやかに歩くと、会場から「きれい」などと歓声が上がった。ショーでは、商店街のブティック5店が提供したコートやストール、エプロンなども紹介した。 ショーは、「商店街の利用を増やしたい」と、振興組合の女性部「相生町おかみさん会」が中心となって2010年から始め、今年で4回目。昨年に続き会場を訪れた小諸市六供の主婦工藤捷子(しょうこ)さん(69)は「手作りのショーで温かみがあるのが良いですね」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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