第６２回県縦断駅伝は最終日の１７日、松本市―飯田市の１０区間９８・５キロで１５チームが出場して競い、初日５位の全諏訪がトップの上田東御小県との８分６秒差を逆転し、２日間の通算タイム１１時間４６分３９秒で２年ぶり１１度目の優勝を果たした。（記録は速報）
全諏訪は、１７区（１６・６キロ）の牛山純一選手（茅野市役所）、１８区（１０キロ）の岩渕良平選手（諏訪赤十字病院）が連続区間賞の力走で差を詰めると、２０区（４・３キロ）の名取燎太選手（富士見中）も区間優勝の走りを見せ、３位に浮上した。
上田東御小県は１５区（９・２キロ）の大嵩崎慧選手（上田染谷丘高）の区間賞などで逃げ切りを図ったが、全諏訪は４分１１秒差で追った最長２１区（１７キロ）の羽川英一選手（イースタン）が２分２秒差に詰めた。最後は実業団の塩川雄也選手（ＳＵＢＡＲＵ）が逆転し、県飯田合同庁舎前のゴールに飛び込んだ。（長野県、信濃毎日新聞社）
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県縦断駅伝は全諏訪が逆転優勝
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