2015年3月開業予定の北陸新幹線飯山駅へ12月2日未明に初めて来るJR東日本の新幹線総合検測車「イーストアイ」を出迎えたい―との申し込みが18日までに、定員100人を大きく上回る462通(1通2人まで応募可)に上った。飯山市役所によると、応募はほとんど2人まで記入しており、申し込みは計約900人。市職員は「これほどの注目が集まるとは」と驚いている。 市によると、飯山市や長野市のほか、中京、関西、北陸などからも希望があった。はがきに新幹線やイーストアイの絵を描き、「人生で一番の思い出になる」などと思いをつづったり、はがきの縁を蛍光ペンで塗ったりする人もいた。 15日付の消印までで締め切った。はがきには通し番号を付けており、19日、無作為に当選者を選び、25日までに返送する。 催しは飯山市内の各団体でつくる「北陸新幹線飯山駅開業イベント実行委員会」などの主催。集合時間が月曜日午前3時50分のため、市側は定員の倍ぐらいの応募を考えていた。想定を上回る応募に担当者は「希望者の熱意に胸を打たれました」と話す。 イーストアイは軌道や信号設備などの確認のため長野駅を出発し、飯山駅には午前4時ごろに下りホームに到着。参加者は上りホームで出迎える。(長野県、信濃毎日新聞社)
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