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11県警「援助隊」など合同訓練 松本で550人、災害時の連携確認

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 大規模災害の発生時などに県警ごとの枠を超えて救助活動を展開する広域緊急援助隊の訓練が19日、松本市の松本平広域公園陸上競技場周辺で行われた。長野県警を含め、山梨、新潟、群馬など関東管区の10県警や、宮城県警、自衛隊、医療機関など約550人が参加、さまざまな現場を想定した訓練をした。  土砂に埋まった車や家屋からの救助訓練では、隊員はチェーンソーで車や家屋の屋根を切って中に入り、取り残されている人数やけがの有無を確認。外にいる隊員らが応援が必要かなどの声を掛けるなど、連携を確認していた。  東日本大震災の経験を伝えてもらいたいと宮城県警も一部の訓練に参加。ロープを渡して中州に取り残された人の救助法を実演した。  長野県警警備2課災害対策室の竹内憲司室長は「無線を使った各県警や関係機関との連携の確認など、実践的な訓練ができた。災害があった場合は、今回の経験も生かして人命救助に当たりたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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