熊本県の人気キャラクター「くまモン」が１９日、松本市の松本城で市民と交流した。熊本にゆかりのある自治体などを回っており、熊本城主だった戦国武将・加藤清正にまつわる言い伝えが残る松本城にもやってきた。
飛行機で松本空港に到着したくまモンを、長野県の観光ＰＲキャラクター「アルクマ」が出迎えた。松本城ではファンらから「かわいい」と歓声が上がり、子どもと握手するなど愛嬌（あいきょう）を振りまいた。
加藤清正が松本城を訪れた際、城主から贈られた馬がつながれたとされる「駒つなぎの桜」の話を聞いたり、ＰＲ用の動画撮影に応じたり。天守を仰ぎ、「熊本城に負けず劣らず素晴らしいお城だモン」とコメントした。
松本市のマスコットキャラクター「アルプちゃん」、松本山賊焼応援団の「さんぞくん」も加わり、「くまモン体操」を披露。松本市の女子予備校生（１９）は「小さくてかわいくて、すごいテンションが上がった。これで入試も乗り切れる」と喜んでいた。
くまモンは２０日に県庁を訪ね、２１日午前１１時からは上伊那郡南箕輪村の大芝高原で同村のイメージキャラクター「まっくん」などと交流会に参加する。（長野県、信濃毎日新聞社）
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くまモンが松本城に登場 「素晴らしいお城だモン」
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