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下諏訪駅1番ホームに「街歩き地図」 下諏訪社中の美術部員制作

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 諏訪郡下諏訪町の下諏訪社(やしろ)中学校の美術部生徒が、JR下諏訪駅からの町内散策コースの地図を作り、2日、同駅の1番ホームに飾られた。子どもたちから見た街歩きの魅力を、生き生きと観光客に伝えてほしい―と同駅が依頼。町指定文化財「万治の石仏」など16カ所の観光スポットが素朴な筆致で描かれている。  地図は縦1・8メートル、横3・7メートル。諏訪大社下社秋宮と春宮、春宮鳥居南の大灯籠を結ぶ「三角八丁(ばっちょう)」と呼ばれる一帯を中心に、明治期の旧商家・伏見屋邸や、春宮近くの下馬橋などを描き、説明文を添えた。主な地点には駅から歩いた場合の所要時間を記載。日帰り入浴のできる五つの温泉施設の場所も記した。  部員は1~3年生の21人。夏休みや放課後を使い、部長で3年の中村大樹君(15)がA4判の用紙に各所の絵を下書きし、部員が分担してアクリル絵の具で着色した。道路部分は部員たちの原案を基に制作会社がコンピューターを使って描き、部員が仕上げた絵を合成して拡大印刷した。  地図のお披露目には部員6人と美術部の顧問教諭が立ち会った。中村君は「みんなで頑張って取り組んだ地図が駅にどーんと飾られてうれしい。この地図を参考に多くの観光客に町を散策してほしい」と話し、柳沢利広駅長は「味のある素晴らしい地図に仕上がった」と感謝した。(長野県、信濃毎日新聞社)


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