ＡＣ長野「Ｊ３」決定　県内二つ目のプロチーム誕生へ

　Ｊリーグは１９日、都内で理事会を開き、来季新設する３部（Ｊ３）に日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）のＡＣ長野パルセイロなど９クラブの入会を承認した。２０１２年にＪ２に参戦した松本山雅ＦＣに続き、来季は県内二つ目のＪリーグクラブが誕生する。 　Ｊ３は、Ｊ１（１８クラブ）、Ｊ２（２２クラブ）に次ぐカテゴリーとして１２クラブでスタートする。この日の理事会で条件付きでＪ２入会が承認されたＪＦＬ２位のカマタマーレ讃岐と、Ｊ２最下位のガイナーレ鳥取との入れ替え戦の敗者、さらに、Ｊ１、Ｊ２に所属する２２歳以下の選手で構成する選抜チームの参戦も決定。残り１クラブは、Ｊ３入会を申請した地域リーグのグルージャ盛岡、アスルクラロ沼津、レノファ山口の３クラブの中から１２月の理事会で決める。 　ＡＣ長野はＪＦＬ参戦３年目。今季はリーグ戦で初優勝を決めているが、Ｊリーグ基準を満たすホームスタジアムがないなどＪ２昇格条件を満たしていないためＪ３への入会を申請していた。 　ほかにＪ３入会が決まったのは、いずれもＪＦＬのブラウブリッツ秋田、福島ユナイテッド、町田ゼルビア、ＹＳＣＣ、ＳＣ相模原、ツエーゲン金沢、藤枝ＭＹＦＣ、ＦＣ琉球。（長野県、信濃毎日新聞社）