首都圏在住の父親が家族旅行で「今後行きたい」と思う観光地は、長野を含む首都圏などの１都７県のうちでは「軽井沢・佐久・小諸」が「箱根」に次いで２番目に人気が高いことが、東日本高速道路関東支社（東京）がインターネット上で実施したアンケートで分かった。県内ではほかに、首都圏に比較的近い３エリアが２０位までに入った。
北信地方や木曽谷、伊那谷は上位に入らなかったが、「高速道路を使って食べに行ったご当地料理」（複数回答）では、信州そば（２位）、おやき（８位）、五平餅（１０位）、ソースカツ丼（１５位）が２０位以内。県全域の観光地や観光資源への注目度の高さを裏付けた。ご当地料理の１位は宇都宮餃子（ぎょうざ）（栃木県）だった。
調査は、東京、神奈川、千葉、埼玉の４都県在住で、７～９月に高速道路を使って車で家族旅行をした３０～５０代の男性を対象に９月下旬に実施。１２００人から有効回答を得た。
「今後行きたい観光地」（複数回答）は、関東支社が管轄する１都７県の人気観光地７６エリア（県内は１７エリア）から選択してもらった。最多の箱根は４２３人、軽井沢・佐久・小諸は３９９人が挙げた＝表。
ほかに、９位に「蓼科・白樺湖・車山・女神湖・姫木平」、１４位に「八ケ岳・富士見・原村・野辺山・小海」、１７位に「松本市（上高地・乗鞍・白骨・野麦峠）」が入った。関東支社は「軽井沢・佐久・小諸は『行ったことがある観光地』としても２位で、不動の人気がうかがえる」としている。
また、「今後行きたい観光スポット」（複数回答）は、１位の東京ディズニーランド、２位の東京ディズニーシー（ともに千葉県）に続き、軽井沢・プリンスショッピングプラザ（北佐久郡軽井沢町）が９１施設のうち３位だった。（長野県、信濃毎日新聞社）
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首都圏の父親「行きたい観光地」 「軽井沢・佐久・小諸」２位
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