県内の高校の文化系クラブ員延べ約2500人が日頃の成果を発表する「第19回県高校総合文化祭」が2日、4日までの日程で松本市内で始まった。県高校文化連盟主催。初日は松本城から花時計公園まで約250人がパレードし、マーチングバンドの演奏やバトントワリングの演技でアピールした。 パレードでは実行委員の生徒が沿道の人にチラシを配布。同公園で計7校が演奏や演技を披露し、集まった人が写真を撮ったり音楽に合わせて体を動かしたりしていた。中野西高校(中野市)2年でウインドアンサンブル部部長の保科友紀さん(16)は「たくさんの人に見てもらえて楽しかった。バトンと一緒に演奏できるのも文化祭ならではの楽しみ」。 同文化祭は県内4地区を巡回して年1回開催。実行委員長の松本美須々ケ丘高校(松本市)2年の小林俊介君(17)は「文化部は地味に見られがちだが、高校生らしい躍動感を伝えたい」と話している。 3、4日は松本市のキッセイ文化ホール(県松本文化会館)を主会場に写真や美術、書道、新聞の展示があり、4日には音楽祭が開かれる。(長野県、信濃毎日新聞社)
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