県は26日、飯田市内の小学校1校と安曇野市内の小学校1校でインフルエンザとみられる症状の集団発生があったと発表した。それぞれ同日から29日まで該当のクラスを学級閉鎖にする。県内の集団発生は今季初めて。 県飯田保健所によると、飯田市内の小学校は、2年生のクラス(29人)のうち10人が26日、発熱やのどの痛み、せきの症状を訴えて欠席した。同保健所はインフルエンザの型を調べるため、この日検体を採取した。 県松本保健所によると、安曇野市内の小学校では2年生のクラス(30人)のうち7人が発熱やせき、のどの痛みなどの症状を訴えて欠席した。同保健所がインフルエンザの型を調べるためのウイルス検査をする。 県健康長寿課は「12月から本格的に感染が広がる。手洗い、うがいの徹底や、重症化を防ぐために予防接種を受けるなどしてほしい」と呼び掛けている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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