千曲市長選、４日に告示　新人３人が立候補を表明

　近藤清一郎氏の病気辞職に伴う千曲市長選は、４日告示される。いずれも無所属で、会社社長の柳町博之氏（４８）＝鋳物師屋、前市参与の岡田昭雄氏（６１）＝森、元会社員の宇田川弘子氏（５３）＝中＝の新人３氏が立候補を表明しており、選挙戦の見通し。投開票は１１日。 　柳町氏は１０月１２日、出馬を表明した。小中学校の連携など特色のある教育、子育て支援の充実に意欲を見せる。科野（しなの）青年会議所ＯＢらで後援会を組織する。新幹線新駅誘致は継続する意向を示す。 　岡田氏は同２６日に立候補を表明した。「市内経済の活性化」「市民と市が共に歩む市政」を掲げる。近藤氏の後援会員も加わって自身の後援会を新たに設けた。新幹線新駅誘致は継続する考えだ。 　宇田川氏は同３０日、新駅誘致反対を掲げて出馬表明。女性を中心に後援会をつくり、誘致反対の市議会会派の共産党市議団と市民クラブが支援する。子育て支援の充実や観光資源の活性化も訴える。 　９月２日現在の有権者数は５万１０５７人（男２万４５４６人、女２万６５１１人）。（長野県、信濃毎日新聞社）