Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

安曇野・穂高神社で神竹灯 闇に揺れる5000の光

$
0
0

 安曇野市穂高の穂高神社境内と周辺で6日夜、5千本の竹灯籠をともす「安曇野神竹灯(かみあかり)」が始まった。斜めに切った竹筒に入れたろうそくの火が闇の中でゆらゆら揺れ、訪れた人は静かに見入ったり写真に収めたりした。  市内九つの宿泊施設でつくる「安曇野で暮らすように泊(とま)る実行委員会」が、冬の安曇野に人を呼び込もうと始めて3回目。竹筒の数は昨年の2倍で、3本一組を多くしたため光量が増してより見栄えがするようになった。一角にろうそくを並べ、「神竹灯」の文字を浮かび上がらせた。  安曇野市の実家を訪れ、神社に足を運んだ南佐久郡佐久穂町の主婦内藤理恵さん(37)は、長女の佐映ちゃん(2)を竹灯籠の前に立たせて記念撮影。「電球のイルミネーションより温かみがある。神社の古風な雰囲気とも合っている」と楽しんでいた。  竹筒は同様の催しを開いている大分県竹田市の団体から譲り受け、使った後は肥料や竹炭にする。  竹灯籠は8日まで毎日午後4時半から8時ごろまで点灯し、神楽殿では松本市の音楽家3人の演奏がある。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>