Jリーグ年間表彰式の「Jリーグ・アウオーズ」は10日、横浜アリーナ(横浜市)で開き、Jリーグ参戦2年目の松本山雅FCが、J2フェアプレー賞を初受賞した。 フェアプレー賞は、今季の警告数や退場数を数値化した反則ポイントが少ないクラブに贈られる。今季はJ1の2クラブ、J2の4クラブが受賞。J1で最も反則ポイントが少なかったサンフレッチェ広島には高円宮杯と賞金500万円が贈られ、42試合で計42点以下のクラブが受賞対象となったJ2は、松本山雅のほか、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、ファジアーノ岡山が受賞し、会場でクラブ名が読み上げられた。J2の4チームには記念品が贈られる。 松本山雅の反則ポイントは31点で、ガンバ大阪の15点に次いで少ない数字だった。表彰式後の取材に、松本山雅の反町康治監督は「表彰式で初めて松本山雅FCの名前が呼ばれたのは名誉あること。クラブとして取り組んできた成果であり、シーズン前から言い続けてきた姿勢通りに集中し、プレーしてくれた選手たちの勲章でもある」と、受賞を喜んだ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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