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諏訪湖に冬の使者 今季一番乗りはオオハクチョウ

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 諏訪湖に11日、オオハクチョウ1羽が飛来した。羽毛が全体的に灰色がかっており、幼鳥とみられる。今冬は、諏訪湖にコハクチョウが飛来するようになって40シーズン目を迎えることもあり、地元住民らは「湖面で群れるハクチョウの姿が早く見たい」と心待ちにしている。  11月から諏訪湖で観察を続ける諏訪湖白鳥の会事務局長の花岡幸一さん(58)=岡谷市大栄町=がこの日午前6時すぎ、岡谷市の横河川河口で見つけた。幼鳥は人を恐れる様子もなく、時折水中に首を突っ込んでは餌をついばんでいた。オオハクチョウは昨年も複数飛来しているが、年によりまちまち。「何らかの理由で親鳥とはぐれてしまったのではないか」と花岡さん。  白鳥の会によると、諏訪湖には1974(昭和49)年11月に初めてコハクチョウが飛来。10年ほど前までは11月中には姿が見られたが、ここ数年は遅れ気味で、今季はまだ確認できていない。花岡さんは「コハクチョウが来ると諏訪湖が冬らしくなる」と飛来を期待していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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