県内は15日、冬型の気圧配置となった影響で北部を中心にまとまった雪となり、県最北端の下水内郡栄村では朝までに村役場で20センチの積雪があった。 栄村森で飲食店を営む広瀬四郎さん(76)は同日、今季初めて店の周囲の雪かきをした。「毎年のことだから驚くことはないけれど、いよいよ冬が来たと感じる」 飯山市常郷の会社員村上義輝さん(56)も今季初めて除雪機を動かした。普段は長野市で暮らし、週末に自宅に戻ってくるといい、「長野は晴れていたんだけれど…」と苦笑いしながら除雪した。 長野地方気象台によると、15日午後6時現在の積雪は小谷49センチ、野沢温泉40センチ、信濃町31センチなど。16日は冬型の気圧配置が緩む見込みだ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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