Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

伊那北高、力尽くし準優勝 全国高校生英語ディベート大会

$
0
0

 伊那北高校(伊那市)英語部の2年生6人が15日、全国64校が参加して松本市で2日間開いた第8回全国高校生英語ディベート大会で準優勝した。4人一組の2校が英語で主張を戦わせて優劣を競う討論大会で、同校は7試合を勝ち抜いて決勝に進出。優勝は神戸女学院高等学部(兵庫県西宮市)に譲ったが、伊那北高の生徒たちは「みんなの力を出し切れた」(部長の井東希美さん)と満足そう。同校の3位以内は2009年の優勝を含め4回目。  今大会は「日本政府は輸入米の関税を撤廃すべきか」をテーマに、2校が賛成と反対に分かれて1回40分間にわたり主張を応酬した。決勝は大学教授ら審査委員5人が発言の論理性や分かりやすさなどを評価。伊那北高は関税撤廃に賛成の立場となり「関税があることで国内の農家は保守的になっている」などの主張をよどみなく発表した。  伊那北高英語部は今春以降、主張の根拠とするための関連データを集めたり想定問答集を作ったりするなど協力して準備。それぞれ帰宅後も、パソコン画面で部員の顔を見ながら会話できるビデオ通話を使って練習を連日重ねた。  最初の発言者を務めた有木日向花(ひなの)さん(17)は終了後、「それぞれ議論をうまく運べたり、論点整理に失敗したりしたけれど、練習してきたことを精いっぱいできた」。今大会のベストディベーター(6人)の1人に選ばれた久保村萌乃果(ほのか)さん(17)は「チームワークを発揮することの大切さを学べて良かった」と振り返った。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>