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凍霜害乗り越えた「市田柿」、飯田で審査会

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 飯田下伊那地方特産の干し柿「市田柿」の品質などを競う第8回市田柿コンクールの審査会が20日、飯田市のみなみ信州農協みどりの広場で開かれた。春の凍霜害の影響で出品数は44点と昨年より16点少なかったが、審査員からは渋味の少ない柿が多いと評価を受けた。出品された市田柿は21日、同広場に展示される。  生産・販売団体などでつくる市田柿ブランド推進協議会が主催。県や同農協の関係者ら11人が「パック・トレー袋の部」「化粧箱の部」「バラの部」の3部門で審査した。同協議会事務局によると、同地方の柿の収穫量は例年より2割ほど減ったが、実は大きめ。審査長の新井利直・県南信農業試験場長は「大きな柿を均等に干すのに苦労したと思う。凍霜害を乗り越えた甘い市田柿を多くの人に味わってほしい」と話した。  最優秀賞を受けた下伊那郡高森町山吹の宮島靖実さん(35)は「干すのに例年より5日ほど長くかかった。苦労が報われた」と話した。  最優秀賞の受賞者は次の通り(敬称略)。  ▽県知事賞 山岸敬子(高森町、パック・トレー袋の部)▽県園芸作物生産振興協議会長賞 宮島靖実(高森町、化粧箱の部)、船橋正晴(下伊那郡豊丘村、バラの部)(長野県、信濃毎日新聞社)


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