教育職員免許法違反行為があったとして県が交付した補助金の一部7100万円の返還命令を受けた松本市の学校法人「才教学園」は20日、全額を一つの金融機関から借りて県に返還したと明らかにした。 県は今月5日、返還請求権の時効に当たらない2008~12年度に交付した計4億9564万円余のうち、違法行為に関わった教職員の人件費などの返還を命令した。返還期限は25日で、県情報公開・私学課によると、学園側から20日に返還すると連絡があった。週明けに確認する。 県は今後、約1500万円と見込まれる加算金額を確定させ、学園に請求する。学園は、加算金分はあらためて金融機関から借りて支払うとしている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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