山形村で山雅の今季振り返る写真展・トークショー

　Ｊ２松本山雅ＦＣの今季の戦いを振り返る写真展「山雅ミュージアム２０１３」が２１日、東筑摩郡山形村の「アイシティ２１」で始まった。１月の新体制発表会の模様から１１月の最終節までを写した写真パネル１１２点を展示。松本山雅グッズを身に着けたサポーターや買い物客らが、躍動感あふれるプレーを捉えた迫力ある写真に見入った。 　この日は松本山雅５年目のシーズンを終えた鉄戸裕史選手（３１）と、創造学園高校（松本市）から入団して１年目を終えた宮下周歩選手（１９）のトークショーもあり、約５００人のファンやサポーターが会場を埋めた。 　今季の自分を表す漢字を「変」と紹介した宮下選手は、「プロになって生活やポジションも変わった。自分自身がさらに変わり、試合に絡めるようになりたい」。「悔」を挙げた鉄戸選手は「個人、チームとも悔しいシーズン。来季は最低でもプレーオフに行きたい」と、勝ち点１差でＪ１昇格プレーオフ進出を逃した悔しさを口にした。 　会場では、来年のホームゲーム用の新ユニホームの実物が披露された。袖口や背中などに赤いラインが入ったのが特徴の一つで、サポーターらが盛んに撮影していた。 　写真展は２６日までで入場無料。２３日まで、展示写真と同じ絵柄のポスターやクラブグッズも販売している。（長野県、信濃毎日新聞社）