ボブスレー・スケルトン男子　鈴木・高橋、ソチ代表に

　日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は２３日、長野市スパイラルでソチ冬季五輪代表選手を発表し、ボブスレー男子の鈴木寛（北野建設）、スケルトン男子の高橋弘篤（システックス）の県勢２人と、リュージュ男子１人乗りの金山英勢（札幌学院大）が選ばれた。 　鈴木は２人乗り、４人乗りでそりを操縦するパイロット。ソチ五輪が５度目の代表となる。都内の企業に所属していたが、１１月１日付で北野建設（長野市）に入社した。 　高橋は初代表。仙台大出身で、２００７年からシステックス（長野市）に所属している。今季の国際ランキングで日本男子最高の１０位に位置する。 　連盟によると、３人のほか、ボブスレーのブレーカー（押し手）３人とスケルトン男子１人、スケルトン女子１人が、今後のワールドカップ（Ｗ杯）などの戦績を反映した国際ランキングを基にして１月中旬に選ばれる見込み。 　発表に先立ち、全日本選手権最終日が行われ、ボブスレー男子４人乗りは鈴木と小林竜一（鳥取県体協）佐藤真太郎（大東大講師）宮崎久（大倉山藍田学舎）のチームが合計１分４５秒２２で優勝。スケルトン男子はバンクーバー五輪代表の田山真輔（システックス）が制し、４連覇を狙った高橋は０秒０２差の２位。（長野県、信濃毎日新聞社）