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2016年県内開催の全国植樹祭 長野のエムウェーブで記念式典

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 2016年春に県内で開く第67回全国植樹祭の実行委員会基本構想検討会(座長・上原貴夫県短大教授)は25日、メーンの式典を1998年長野冬季五輪のスピードスケート会場として使われた長野市のエムウェーブで開催する方針を固めた。実行委(会長・阿部守一知事)事務局の県林務部によると、会場では天皇皇后両陛下が苗木を植えられる「お手植え」や、木の種子をまく「お手播(てま)き」などの記念式典などが行われる予定。  検討会は25日、県庁で会合を開き、式典会場、開催理念や規模などを盛り込む基本構想案の概要をまとめた。式典会場は、複数の候補地から1カ所に絞り込んだ。  検討会は非公開。上原座長は終了後、長野市のエムウェーブを選んだ理由として、2015年3月の北陸新幹線金沢延伸を含め交通利便性が高いことのほか、人員の収容能力、天井に県産カラマツの集成材が使われていることなどを挙げた。  植樹をする会場は、より多くの県民が参加できるように、県内各地に複数設ける方針。上原座長は「多くの県民に植樹してもらい森や生命への理解を深めてほしい。植樹後の成長も見守り持続性のある活動にしたい」と話した。  基本構想は来年1月に開く実行委総会で決定予定。式典会場は、共催の国土緑化推進機構(東京)と実行委が同2月に正式決定する。  全国植樹祭は1950(昭和25)年から都道府県を巡って毎年春に開催。県内開催は64(昭和39)年の茅野市に続き2回目となる。16年春の県内開催は今年8月に正式決定し、県は同9月に実行委を設立。民間有識者ら9人でつくる検討会が基本構想案を協議してきた。開催日は15年夏か秋ごろに決まる見通し。(長野県、信濃毎日新聞社)


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