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県内不登校3年ぶり増 公立小中高校で上半期1666人

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 県内の公立小中学校、高校で本年度上半期(4~9月)、病気や経済的理由以外で30日以上欠席した不登校児童・生徒は前年同期を124人上回る1666人に上り、上半期の比較で2010年度以来3年ぶりに前年同期を上回ったことが25日、分かった。小中高別では、小学校が5年ぶり、中学校は6年ぶり、高校は3年ぶりの増加。県内の不登校児童・生徒は通年で2008年度、1千人当たりの人数が小学校で全国最多となったが、おおむね減少傾向が続いていた。県教委は「原因を分析し、市町村教委と連携を強め、対策を進めたい」(心の支援室)としている。  内訳は、小学校199人(前年同期比12人増)、中学校1040人(同41人増)、高校427人(同71人増)。小中高を合わせた不登校のきっかけ(複数回答)は、「不安などの情緒的混乱」が554人、「無気力」が376人、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」が330人など。「いじめ」は29人だった。  上半期の統計は、小中学校は1997年度、高校は05年度に開始。小学校は08年度の330人、中学校は07年度の1365人を境に減少。高校は06年度の502人をピークに減少し、10年度(465人)にいったん増えたが、11年度から減っていた。小中高合わせ通年のピークは07年度で3519人だった。(長野県、信濃毎日新聞社)


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