北佐久郡軽井沢町を拠点にするカーリングの男子チーム「SC軽井沢クラブ」の選手4人が27日、町役場に藤巻進町長を訪ね、ソチ冬季五輪出場を逃した今月の五輪世界最終予選(ドイツ・フュッセン)について報告し、応援、支援した町民ら多くの人への感謝を伝えた。4年後の五輪出場への決意と、日本代表で出場する来年3月末からの世界選手権(北京)への意欲も語った。 SC軽井沢は、残り2枠を争う最終予選を日本代表として戦い、1次リーグ1勝6敗で敗退した。この日、両角公佑選手(25)は「1勝6敗が今の実力。こうした結果を次の五輪へのモチベーションにする」、清水徹郎選手(25)は「力不足を感じた。どんな大会でも自信を持ってプレーできるよう頑張りたい」、山口剛史選手(29)は「たくさんの人に応援していただいた。もっとレベルを上げる努力をする」とそれぞれ話した。 両角友佑選手(28)は「世界選手権に毎年出て結果を残し、次の五輪に出場したい。まずは今季の選手権を頑張る」と前進を誓った。藤巻町長は「悔しさをばねに、力を伸ばしてほしい」と激励した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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