千曲署は27日、千曲市内の60代女性がソフト販売会社を名乗る男に394万円余をだまし取られたと発表した。 同署によると、10月中旬、A社とB社の社員を名乗る男から「ソフト販売会社からパンフレットが届いたら連絡がほしい」と女性宅に電話があった。パンフレットが届いた女性はA社の男に連絡すると「ソフト6本(563万4千円)を代わりに購入してもらえれば(代金の他に)30万円支払う」などと誘われた。女性は申し込み、11月上旬に口座振り込みとレターパックで計169万円余をソフト販売会社に支払った。 その後、A社の男に「セキュリティーが施されていなければ買い取れない」と言われ、B社の男に連絡。「1200万円でソフト6本を買い取る」と言われ、12月中旬、レターパックで未払い分の一部225万円をソフト販売会社に送った。25日、ソフトを買い取りに来るというB社の男が市内の待ち合わせ場所に現れず、被害に気付いた。同署が詐欺の疑いで調べている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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