スピードスケートのソチ冬季五輪代表選考会が27日、長野市エムウェーブで開幕。女子1500メートルで26歳の菊池彩花(富士急・佐久長聖高出)が1分59秒39で2位に入り、初の五輪代表入りが有力となった。小平奈緒(相沢病院)は6位と振るわず、この種目での五輪出場が厳しくなった。 39歳の田畑真紀(ダイチ)が1分59秒05で制し、日本スケート連盟の代表選考基準を満たして5度目の五輪出場を確実とした。押切美沙紀(富士急)が3位、高木菜那(日本電産サンキョー)が4位に入った。バンクーバー五輪に中学3年生で出場した高木美帆(日体大)は5位に終わった。 男子1500メートルの山中大地(電算)は16位。中村奨太(ロジネットジャパン)が1分49秒02で制したが、日本連盟の派遣標準記録を突破できなかった。既に突破していた近藤太郎(専大)が2位になり条件を満たした。(長野県、信濃毎日新聞社)
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