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一年の幸せ願う「蘇民将来符」 上田・信濃国分寺で八日堂縁日始まる

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 上田市国分の信濃国分寺で7日、正月恒例の八日堂縁日が2日間の日程で始まった。ドロノキ(ドロヤナギ)を削って作った六角柱の厄よけのお守り「蘇民将来符(そみんしょうらいふ)」を買い求める参拝客でにぎわい、境内や参道にはだるまや宝船など正月の縁起物を売る屋台も並んだ。  蘇民将来符は地元の男性11人でつくる「蘇民講」と寺関係者が制作。蘇民講会長の金井三郎さん(71)=上田市国分=は「持っている人に幸せなことがあるよう願いながら作った」と話した。金井さんによると、室町時代に農閑期の副業で制作が始まった。  7日は寺が用意した高さ9~24センチの大小6種類を千~8千円で販売。衣料品・エステ店経営の宮下久美子さん(37)=上田市中央3=は3個を買い、「家族が1年間無事に過ごせるよう守ってもらいたい」と話した。8日は午前8時から、蘇民講が作った七福神などの絵入りの大小5種類も千~1万円ほどで販売する。(長野県、信濃毎日新聞社)


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