県テニス協会(事務局・松本市)は14日、保育園児向けのテニス教室を松本市南部屋内運動場のテニスコートで初めて開いた。松本やまびこ保育園(松本市小屋南)の年長児約60人が、子ども用のテニスボールとラケットを使って、元気よくコートを駆け回った。 テニスを普及させるため、小さな子どもにテニスの楽しさを知ってもらおうと同協会が始めた。大きくて軟らかなボールと、柄が大人用より約10センチ短いラケットを使用。園児たちはボールを投げたり、弾み方を確かめたり。引き続き、指導員の手ほどきを受けながら、ラケットからボールが落ちないようにバランスを取っていた。 参加した中山実優ちゃん(6)は「ボールを使うのが面白かった。またやりたい」と笑顔。同協会は今後も、未就学児や小学生を対象にした普及活動をしていくという。(長野県、信濃毎日新聞社)
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