任期満了に伴い14日告示された下伊那郡喬木村長選は、新人で前村企画財政課長の市瀬直史氏(55)=無所属、阿島=のほかに立候補者はなく、無投票で同氏の初当選が決まった。 同村小川の旧みなみ信州農協喬木支所での選挙結果の報告会で、市瀬氏は「住民と共に安心安全元気な村づくりをしたい」と抱負を述べた。リニア中央新幹線と三遠南信道の建設については、移動時間の短縮や住宅移転問題などを挙げ「光と影の部分がある。問題を解決しながら、住民と一体になって村づくりの方向性を決めたい」と語った。 市瀬氏は昨年12月に立候補を表明。ほかに候補擁立への動きもあったが、具体化しなかった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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