全日本スキー連盟は14日、ノルディックスキー複合とスノーボードのソチ冬季五輪代表選手を発表し、県勢は複合の渡部暁斗選手(北野建設)、善斗選手(早大・白馬高出)の兄弟と、スノーボードクロス女子の藤森由香選手(アルビレックス新潟・東海大三高―全日本ウィンタースポーツ専門学校=JWSC=出)の3人が選ばれた。 渡部兄弟は北安曇郡白馬村出身で、25歳の暁斗選手はワールドカップ個人総合で一昨季2位、昨季3位の実力者。トリノ、バンクーバー五輪に続く3度目の舞台でメダルを狙う。22歳の善斗選手は初出場。スピードスケート女子の菊池彩花選手(富士急・佐久長聖高出)、同ショートトラック女子の萌水選手(早大・野沢北高出)姉妹に続くきょうだい選出となった。 藤森選手は小県郡長和町出身。トリノで7位入賞したが、バンクーバーは公式練習中の転倒の影響でレース直前に棄権した。27歳で迎える3度目の五輪で雪辱を期す。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧