Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

20年東京で「一校一国活動」を 親善クラブ元会長が講演

$
0
0

 1998年長野冬季五輪で始まった「一校一国交流活動」と同様の運動を引き継ぐ2020年東京夏季五輪に向け、交流活動の提唱者で、昨年解散した長野国際親善クラブの会長だった小出博治さん(85)が15日、都内で開かれた教員らの研修会で講演した。「子どもの国際感覚が養われる」と活動の意義を訴え、「世界のモデルとなる五輪にして」とエールを送った。  都教委が指定するスポーツ教育推進校の教員対象の研修会で、約200人が参加した。  小出さんは長野市内76の小中学校と特別支援学校が、72の五輪参加国・地域の選手団と交流した様子を説明。ルーマニア選手団と交流し、五輪後も同国のHIV(エイズウイルス)感染者の孤児施設と交流している徳間小の事例を紹介し、「命の尊さを自然に教えられた」と話した。  参加者は「言葉の障害はどう解決したか」と質問。小出さんは「各国大使館に通訳の紹介を頼んだ。東京の方が(手配は)簡単ではないか」と答えた。都教育庁によると、運動の取り組み方は大会組織委員会の発足後に検討する。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>