岡谷市が発祥の「寒の土用丑(うし)の日」(18日)を前にした17日、恒例の「うなぎ給食」が市内で始まった。2月中まで、16保育園と7小中学校で昼などにうなぎのかば焼きが提供される。 かば焼きは、市内のうなぎ料理店などでつくる「うなぎのまち岡谷の会」が用意。稚魚の不漁で価格高騰が続くが、仕入れ値で販売。同市名物の味を子どもに伝えるため、約10年前から続く。 同市銀座の小口保育園では、園児約80人が、ご飯の上に載った香ばしい匂いのかば焼きを頬張った。年中の信沢京介ちゃん(4)は「うなぎの皮がおいしくて大好き」と大喜びだった。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧