JFLのAC長野パルセイロは8日、薩川了洋監督(40)の今季限りでの退任を正式発表した。18日に長野市南長野運動公園で行うリーグ最終戦後に退任セレモニーを行う。 AC長野は薩川監督と契約を更新しない理由について、来季からJリーグ入会目標の2016年までが「大切な準備期間」で、「今が将来のクラブと地域の発展に向けた大きな転換期であると判断した」と説明。新監督には、複数年契約も視野に中長期的なチーム作りを託す構想という。 コーチ時代を含め5年間、AC長野で指導した薩川監督は、「長野という地でいかにサッカーを普及させ、クラブを上(のカテゴリー)に上げさせるかにチャレンジし続けた5年間でした。パルセイロがさらに発展することを期待し、今後の薩川にも期待してください。5年間ありがとうございました」と、クラブを通じてコメントした。(長野県、信濃毎日新聞社)
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