塩尻市の塩尻商工会議所や自転車販売店などでつくる実行委員会は18日、子ども向けのペダルがない自転車「ランニングバイク」の試乗会を塩尻市大門一番町の商業施設ウイングロードで開いた。実行委は4月29日に松本歯科大などを会場に自転車レース大会「しおじりチャリフェス」の初開催を計画しており、PRイベントとして企画した。 実行委によると、両足で蹴って進むランニングバイクは自転車に乗るためのバランス感覚が養われるという。この日は就学前の子どもなど約30人がヘルメットをかぶり、ハンドルを持って押したり、バランスを取りながら進んだりした。 フェスでは、2~6歳を対象にしたランニングバイクの種目も用意。大人を対象に400メートルの直線でタイムを競ったり、足を付かずに4メートルをいかに遅く進むかを競ったりする種目も準備している。 東筑摩郡山形村を拠点とする自転車クラブ「レガルスィ イナーメ」代表で実行委員長の中畑清さん(51)は「親子で参加できるフェスにして、自転車の楽しさを知ってほしい」と話している。(長野県、信濃毎日新聞社)
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