SKF松本実行委員会は23日、23回目となる今夏のフェスの開催計画を発表した。8月10日~9月6日に10プログラム、約30公演を予定。昨年、2年ぶりに指揮に復帰した小澤征爾総監督はオーケストラコンサート、子どものための音楽会、SKF松本Gig(ギグ)で計5公演を指揮する予定だ。 昨年初めて開催し、好評だった松本Gigは目の不自由な米国のジャズピアニスト、マーカス・ロバーツさん率いるトリオとサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)が共演。トリオの単独公演もある。 オーケストラコンサートでは、ベルリオーズの幻想交響曲などを演奏する。子どものための音楽会は、昨年に続きベートーベンの交響曲第9番。小澤さんは8公演のうち1公演で指揮する。 音楽劇「兵士の物語」は、まつもと市民芸術館とSKFの共同制作で4年連続。同館の串田和美芸術監督が演出し、出演もする。 公演内容や回数は今後、変更の可能性もある。チケットは5月中旬発売の見通しだ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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