3月のソチ冬季パラリンピックを前に、ジャパンパラのアルペンスキー競技大会が25日、北安曇郡白馬村の白馬八方尾根スキー場で4日間の日程で開幕した。ソチパラリンピック日本代表に選ばれている県勢6人のうち5人が出場し、本番に向けて気持ちを高めている。 日本代表の県勢のうち、今大会に出場しているのは、座位の狩野亮選手(マルハン・長野市)、谷口彰選手(相模組・上水内郡小川村)、夏目堅司選手(ジャパンライフ・北安曇郡白馬村)、立位の三沢拓選手(キッセイ薬品工業・松本市出身)、山崎福太郎選手(信州大・長野市)。立位の小池岳太選手(セントラルスポーツ・岡谷市出身)は左脚を負傷し、欠場した。 1回目の競技を終えた三沢選手は「1年ぶりの白馬。雪質は良い」と明るい表情をのぞかせ、「2本目も集中して質の高い滑りをしたい」と気持ちを引き締めていた。パラリンピック初出場となる山崎選手は「ソチ出場は自分自身が変わるきっかけになる」と話していた。 クロスカントリー競技大会は、2月7日から北海道で開く。(長野県、信濃毎日新聞社)
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