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上田のセンター28日再開 ノロウイルスで給食休止

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 県内各地で感染が広がるノロウイルスの影響で、2カ所の学校給食センター職員が感染した上田市と、三つの小学校の給食調理員が感染した小諸市で27日、弁当持参の昼食になったり、パンと牛乳のみの給食になったりした。両市とも感染の拡大はないと判断し、上田のセンターは28日に業務を再開、小諸の小学校も28日から順次再開する。  上田市では27日、計21小中学校の児童、生徒約1万人が自宅から弁当を持参した。中之条の南小学校では、全校児童約700人が弁当を持って登校。6年3組の33人は午後0時半ごろ、よく手を洗ってから弁当を机の上に広げた。石川嗣己(つぐみ)君(12)は「弁当は持ってくるのに重いし、お母さんは早く起きて作るのが大変そうだった。早く給食が始まってほしい」。  4年生の長女が神川小学校に通う上田市国分のパート従業員田中沙織さん(34)は23日午後7時ごろ、連絡網で24、27日は弁当を持参するよう知らされ、「慌てて買い物に行った」。給食の休止について「出勤前に弁当を作るのは大変だが、浜松市のような集団発生になってからでは遅いので仕方ない」と話した。  同市では市第一学校給食センター(上田市小泉)と第二学校給食センター(同市古里(こさと))で職員の感染が分かり、24、27日の調理業務を休止。ただ、感染の拡大はないと判断して28日から業務を再開する。一方、中丸子の丸子学校給食センター職員や、自校で調理する学校の調理担当者についても27日に検査を始めた。  小諸市では27日、調理員の感染が判明した水明小で全校385食分の給食を中止、坂の上小は全校427食分の給食をやめた。東小はスキー実習に出掛けた3、5年生分を除く324食分についてパンと牛乳のみにし、児童を通じ各家庭に文書を配布。28、29日の給食提供中止と、弁当を持参するよう要請した。  市教委学校教育課によると、3小学校は給食調理室の消毒を終え、水明、坂の上の2小学校は28日、東小は30日に給食を再開する予定だ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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