「安曇野市のＰＲを」児童がアイデア　参考に他県のキャラ招待

　安曇野市明南小学校３年１組の児童が、市をＰＲするご当地キャラクターを提案しようとアイデアを練っている。２９日は神奈川県厚木市の「あゆコロちゃん」を同校に招き、特徴を質問したりして交流した。 　児童は１学期の社会の授業で、北アルプスの眺めが良く、リンゴ、ワサビの生産が盛んといった安曇野市の特徴を学んだ。各地のご当地キャラが話題になっていたため、安曇野市のキャラを考えて市に提案することになった。 　２学期に新聞やインターネットで調査。「形や名前の由来を直接会って聞きたい」と１１体に年賀状を出したところ、あゆコロちゃんが来てくれることになった。 　あゆコロちゃんは全校集会で紹介され、３年１組の教室を訪問。児童は「どうして豚のキャラクターなの」「工夫したところは」などと質問。あゆコロちゃんは、同行した厚木市職員を通じて「市内で豚をたくさん飼っている」「地域に愛されるよう市民から募集した」と答えていた。 　あゆコロちゃんに年賀状を出した柴明穂（あきほ）さん（９）は「来てくれてうれしかった。（安曇野では）そばやワサビを入れたキャラを考えたい」と話していた。児童は３月上旬を目標に、市にご当地キャラクターを提案する計画だ。（長野県、信濃毎日新聞社）