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リニア関連の地質調査、飯田市の概略路線内南側で調査へ

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 リニア中央新幹線関連の地質調査が、飯田市上飯田の県営松川ダムの南西約700メートル地点で行われることが9日、分かった。現場はリニアの概略路線(3キロ幅)内の南側に位置する。12月中に人工的に爆発を起こして一帯の地質を調べる見通しという。  市側から説明を受けた地元関係者によると、現場は県営松川ダムの下流にある妙琴(みょうきん)公園付近から西へ延びる川沿いの林道脇。12月中に林道を通行止めにして調査を行うという。市から提供された地図には「ボーリング孔による発破位置」と表記されている。  ボーリング調査は具体的な路線絞り込みなどに向けて行われる。JR東海はこれまでに、下伊那郡豊丘村の2カ所でボーリング調査を実施。飯田市内では中央道に近い市黒田人形浄瑠璃伝承館の敷地内や、風越山東方の野底山森林公園でもボーリング調査をした。  今回を含む5地点のうち、野底山森林公園を除いた4地点はいずれも概略路線内の南側に位置している。  JR東海広報部は取材に「個別のことには答えられない」としている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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