ソチ冬季パラリンピック(3月7~16日)に臨む日本代表選手団の結団式が5日、東京都内のホテルで行われ、県関係7人を含む選手20人をはじめ役員や関係者ら約180人が出席した。選手団主将を務めるアルペンスキー男子の森井大輝(富士通セミコンダクター)は「全力で戦う姿を通じて、国内はもとより世界中のたくさんの人にスポーツの力を、挑戦することの素晴らしさを伝えていきます」と決意表明した。
結団式では、旗手を務めるノルディックスキー距離、バイアスロン女子の太田渉子(日立ソリューションズ)に、高鳥修一厚生労働政務官から荒木雅信団長を通じて団旗が手渡された。
結団式、壮行会後の記者会見に出席したアルペンスキー男子の狩野亮(マルハン・長野市)は「4年間やってきたことに自信を持っている」とし、ソチ大会までの残りを「今までやってきたことの精度を上げ、どんな状況でも自分の力を出し切れるための時間にしていきたい」と話した。
ソチパラリンピックはソチ冬季五輪と同じ会場で行われ、日本勢はアルペンスキー、ノルディックスキー距離、バイアスロンに出場する。日本チームは金3個を含む合計10個以上のメダル獲得を目標に掲げている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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