ソチ冬季五輪のフリースタイルスキー、ハーフパイプ(HP)女子代表の三星(みつぼし)マナミ選手(30)=野沢温泉スキークラブ=の壮行会が7日、地元の下高井郡野沢温泉村であった。集まった村民ら約150人を前に、三星選手は「ベストを尽くした滑りをしたい」と決意表明した。 三星選手は、長女すみれちゃん(4)と手をつないで入場。ステージ上には、母親仲間らが書いた「すみれママ☆ソチの空へ舞え!」との言葉が掲げられた。引退、結婚、出産を経て現役復帰した三星選手。「復帰を決意してからはソチ五輪で演技することだけを考えて突っ走ってきた。メダルを持って帰ってこられるように頑張る」と力強く述べた。 富井俊雄村長は「悔いのない戦いをして笑顔で帰国してほしい」と激励。HPの日本チームコーチとしてソチ五輪に参加する三星選手の夫、上野雄大(ゆうた)さん(32)は「子どもたちに夢を与えられるようサポートしたい」と述べた。 三星選手は11日に出国し、本番(日本時間20日午後11時半開始予定)に臨む。野沢温泉村役場でパブリックビューイングが予定されている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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