諏訪市の諏訪湖畔にある観光施設「SUWAガラスの里」に4月8日、市が初のアンテナショップを開設することになった。市や民間事業者などで本年度発足したSUWAブランド推進委員会が21日、アンテナショップの商品にあしらう「SUWAプレミアムロゴ」を発表。中央道上下線の諏訪湖サービスエリアにも5月の大型連休までにショップを設け、官民が連携して諏訪の魅力ある商品を紹介する。 アンテナショップは、ガラスの里内にあるミュージアムショップの一角約40平方メートルを改装して設ける。運営はガラスの里に委託し、専任スタッフが商品を紹介するとともに、客の指摘や要望を作り手に伝え、商品開発に生かす。 扱うのは諏訪6市町村に拠点がある事業者の商品で、「諏訪らしさ」「作り手の思いやこだわり、情熱が感じられる」「新規性」などが条件だ。現在、商品を募っており、推進委が今後審査する。 ガラスの里で発表したロゴマークは、諏訪の「す」と「S」を基にデザイン。ガラスの里運営会社の岩波尚宏社長(42)は「アンテナショップを通じ、諏訪の魅力や文化を発信していきたい」と話している。 本年度の事業費は600万円で、オープン当初は食品は扱わない。商品の応募に関する問い合わせはガラスの里(電話0266・57・2000)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧