Jリーグは21日、J1、J2、J3に参戦する51クラブの監督や選手代表が開幕前に一堂に会する「キックオフカンファレンス」を都内で開いた。J2参戦3年目の松本山雅FCからは反町康治監督と田中隼磨、新設のJ3で戦うAC長野パルセイロからは美濃部直彦監督と宇野沢祐次が参加。迫るシーズンに向けて気持ちを高めていた。 村井満チェアマンは「新たにJ3をスタートさせる。Jリーグは確実に広まっている」とあいさつ。一方、伸び悩む観客動員に危機感を示し、「監督や選手とは、レフェリーへのクレームや時間稼ぎをなくし、全力でプレーすることなど三つの約束をした。Jリーグの魅力を磨いていく」と述べ、盛り上がりにつなげる取り組みを強調した。 各クラブの監督や選手代表が壇上で紹介され、開幕戦で当たる選手同士が握手。J1で3連覇を狙う広島などアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する4クラブの監督が抱負を語った。(長野県、信濃毎日新聞社)
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