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伊那谷・木曽の魅力満喫、自転車用コース ツアー誘致へ複数検討

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 伊那谷と木曽地域の観光連盟や自治体などでつくる「伊那路・木曽路広域観光連携会議」は、観光客が両地域の魅力を満喫できるサイクリングコース作りを進めている。自転車愛好家らが楽しめるコースを提案し、国内外からサイクリングツアーの客を招く目的だ。6日は、飯田市観光課が中心となって検討してきたコースを関係者が試走した。  同会議は自転車を利用した観光誘客に向け、昨年4月に初めて香港からサイクリングツアーの客を誘致。同11月にはサイクリングツアーガイドの養成講座を開くなど、受け入れ態勢を整えている。  サイクリングコースは、伊那谷と木曽谷を走る5コースほどを検討。上下伊那地方を南北に往復するコース案=地図=は、飯田市の中心市街地から天竜川沿いなどを走って駒ケ根市まで北上し、南・中央アルプスの眺望を楽しみながら飯田市に戻る。計80キロ余りだ。  6日は、多くのサイクリングツアーを手掛ける丹羽隆志さん(48)=埼玉県=や飯田市観光課職員、ガイド養成講座の受講者など8人が、上下伊那を往復するコースのうち70キロほどを約6時間かけて走った。  丹羽さんは「両側に(南・中央アルプスの)大きな山があり、迫力があって素晴らしい」。ほかの参加者からは、車の通行量が多い区間の変更やレベルに応じた参加者の受け入れなどの必要性を指摘する声が出た。  連携会議は今秋、国内客を対象にモニターツアーを行い、香港からは2回目のサイクリングツアーを誘致する予定。飯田市観光課は、この日検証したコースを使って定期的なサイクリングツアーを行いたいとしている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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