BCリーグの信濃グランセローズは15日、浜松市の浜松球場で1次キャンプをスタートした。県外で行うキャンプは、高知県で実施した昨年に続き2度目。悲願の初優勝を目指し、20日まで本格的な実戦練習を行う。 13日に合流したルーク投手とトラビス捕手を含めた全32人が参加した。グラウンドをお神酒と塩で清めた後、全員でウォーミングアップ。グラウンドを使った練習は今季初めてにもかかわらず、投内連係や内外野の中継プレー、走者を置いたケース打撃など、約4時間の練習は最初から最後まで実戦的な内容だった。 大塚監督は「さまざまなシチュエーション(状況)の中で何を考えて実践するかが大切。気持ちよく打つだけの練習は試合に結び付かないし、時間の無駄でしかない」と説明。中野市屋内運動場で続けてきた合同自主トレも実戦につながる練習内容が中心で、「室内でやってきたことがグラウンドでもできている。初日の割に動きも良かった」と満足げにうなずいた。 16日は地元社会人の浜松ケイスポーツクラブ(静岡)との練習試合を予定。先発予定の門中らがブルペン入りし、今季初の練習試合に備えた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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