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バングラの学校づくりを応援 伊那東小児童が街頭募金活動し寄付

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 総合的な学習の時間で途上国について学んだ伊那市伊那東小学校4年菊組の児童34人が17日、バングラデシュで県国際協力支援センター(駒ケ根市)が進める小学校建設に役立ててほしいと、街頭募金などで集めた1万7千円を同センターに贈った。学校に行けずに働く現地の子どもらのことを知り、「自分たちなりの方法で学校づくりを応援したい」と寄付を申し出た。  菊組は昨年7月、同センター代表理事で元青年海外協力隊員の小笠原一博さん(58)=駒ケ根市=を招き、学校建設計画や現地の子どもの暮らしぶりなどを聞いた。小笠原さんによると、現地の学校は来年1月に開校予定という。  児童らはこの日、伊那東小を訪ねた小笠原さんに、寄付金や、集めたアルミ缶を換金して購入したノートや鉛筆などの文房具を手渡した。2月にバングラデシュを訪れた小笠原さんは建設中の学校の写真などを見せて、「みんなの気持ちを届け、バングラデシュと日本がもっと仲良くなる関係ができたらいい」と期待。宮下潤一君(10)は「いつかバングラデシュの子どもたちと友達になれたらうれしい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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